覚えたことを忘れないために /「エンジニアの知的生産術」を読んだ(3)
前回の続き
今日は第3章の 「記憶を鍛えるためには」についてまとめていく
TL;DL
- 記憶を鍛えるためにはインプットとアプトプットの繰り返しが大事。特にアウトプットの繰り返しが重要
- 長期的な記憶を鍛えるためには、復習を一ヶ月空けるとよい
- 自分で問題を考えると理解が深まる。
第3章 記憶を鍛えるためには
記憶を繰り返し使うことによって強化される
ただし、インプットを繰り返すのではなく、アウトプットも同様に繰り返すことが大切
本を読むだけでなく、解説記事を書いたり、LTしたりすることで記憶として定着するのではないか?
同僚と本について話すことでも鍛えられるかもしれない。
ウザくない程度で、色んな同僚に別々に本の話をしてもいいかもしれない
インプットも大事だがアウトプットはもっと大事
実験の結果、インプットを繰り返すよりもインプットとアウトプット両方をやるほうが、テストの結果がよいことがわかっている。
インプットして、覚えられたことを書き出し、またインプットしアプトプットする。
プログラミングは小さいテストの連続
「文字列を結合する関数はなんだっけ?」と思ったら、ネットでググり、それを使ってコードを書き、正しく動くことを確認する。これを繰り返すと使い方をだんだん覚えていく
記憶を長持ちさせるための間隔反復法
覚えたことをいつ復習すべきか?という問いに関しては、実験の結果一ヶ月後以降に復習した場合が最も覚えている。
長期的な記憶を鍛えるためには、一ヶ月以上開けて復習することが大事
教材を自分で作る
テストの問題を自分で作る過程で、覚えたことが整理される。 覚えた内容から、自分の記憶をテストするとしたらどのような問題を作成すべきかを考えて自分で問題を作るとより記憶が定着しやすくなる。